トレーラーハウスと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか。トレーラーが家になるの?と驚かれるかたも多いかもしれません。実際にトレーラーハウスに、家族と一緒に暮らすことについてお話したいと思います。
トレーラーハウスはまさに「タイヤのついた住宅」です。キッチン、トイレ、バスルーム、エアコン、冷蔵庫など最初から取り付けられているので、自分たちに必要最低限のものさえあれば、すぐにでも暮らし始めることができます。特別なものは何もいりません。そもそもトレーラーハウスで暮らすことにしたのは、忙しい毎日を送る都会との生活から離れ、のんびりした環境の田舎で暮らしていきたいと考えたからです。近くに農園を借り野菜などを栽培しながら、最終的には自分たちに必要な食べ物を自給自足しながら暮らしていくのが目標です。トレーラーハウスであれば、制約はありますがインフラ整備もできますし、必要なことはトレーラーのなかで完結します。費用の面でも、家を建てるのとは比べ物にならないほど安いですし、固定資産税もかかりません。また違った風景の中で暮らしてみたいと思った時には、トレーラーの家ごと移動できますから引っ越しも手間ではありません。物で溢れてバタバタとした生活からシンプルに生きる生活を選んだことで、自分と家族の絆もより一層深まったと感じています。